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當寺について
宗 派 |
曹洞宗(そうとうしゅう)
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山 号 |
圓通山(えんつうざん)
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本 尊 |
釈迦無尼仏(しゃかむにぶつ)
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開 山 |
廣德九世 快笑梵せき大和尚
(かいしょうはんせき だいおしょう)
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備 考 |
曹洞宗埼玉県第1宗務所第1教区25番
三郷市仏教会加盟寺院
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縁起
當寺は埼玉県三郷市に3ヶ寺ある曹洞宗寺院の1つです。
慶長8年(西暦1603年)、現在の千葉県松戸市中金杉の廣德寺9世 快笑梵せき大和尚により開かれました。開基は江戸京橋竹町(屋号)長門屋の当主である楢崎庄兵衛氏。
村の小さなお寺であった事や、開山以降に何度か火災に合い細かな資料は残っておりません。現在の本堂は、檀信徒の皆さまのご協力のもと、平成10年に現住職(21世)によって建て替えられました。
幸房の観音さま
當寺の聖観世音菩薩さまは、「幸房の観音さま」と呼ばれ親しまれてきました。現在のお姿は、平成10年の本堂完成時に「今のお姿では申し訳ない。」との思いから新しいお姿に致しました。
昔より私達を見守って下さいました聖観世音菩薩さまは、今まで幾度かお寺より持ち出され、金属を得る為か、表面の金箔を純金の像と勘違いされたのかは定かではありませんが、火にかけられ腰の辺りから曲がったお姿をしておられました。
その聖観世音菩薩さまは、現在の新しいお姿の中に体内仏としてお納めしております。